HOME > ユース特命報告員の皆さんからの主な御意見(平成21年度)
# 応募課題「青少年の社会参加意識について」

自分の地域では、いろいろな社会参加の行事が行われており、地域の人たちとのコミュニケーションが図られている。
自分の地域の青少年の参加意識は高いと思う。  社会参加意識の高い人と低い人の2極化が進んでいると思う。
親の意識や学校教育など、青少年を取り巻く環境によって、社会参加意識の高低の差がでるのではないかと思う。
そのため社会全体で意識を高める姿勢が必要だと考える。  青少年の社会参加意識は低下していると思う。学校の道徳の時間で、環境問題や社会問題などを調べて発表したりしているが、「めんどくさい」、「塾があるから」と協力してくれる子が少ないので、いつも同じ子ばかりでやっている。
中には親が「こういうことに時間を使わなくてもいいと言っていたから」という子もいる。
親から受ける影響は大きいと思う。  青少年の社会参加意識は低下していると思う。それは教育に原因があるのではないかと思う。
学校では、自身が投じた一票により、世の中がどう変わるかを教えられていないような気がする。例えば、投じた一票で新しい公園ができると教えられれば、青少年も選挙に積極的に参加するのではないか。そういうことを学校内で議論し、興味を持つことが大事だと思う。  自己中心主義、社会や地域コミュニティとの関係の希薄化、親子のコミュニケーションの減少などにより、青少年の社会参加意識は低下していると思う。
一方で、携帯やインターネット等の情報技術の発達により青少年の情報収集能力は高くなり、興味のある分野には積極的に取り組む傾向があると思う。
どこでどんな団体が活動しているかといった情報や青少年が自ら参加したいと思える社会参加プログラムを全面的にアピールしていくべきだと思う。
そうすれば、もっと大勢の人が興味を持って参加し、社会の役に立つ喜びを実感できるのではないかと思う。  青少年の社会参加意識は低下していると思う。
ただ、みんな自分の意見は持っていると思う。その意見を反映させる仕組みを考えていく必要があるのではないか。
若い人たちの目線で政治を行ったり、自分の行動がどれだけ社会に還元されるのか実感できるようになれば、関心をもつようになるのではないかと思う。
意識を高めるには、社会への参加経験や自分の意見が反映されるという成功体験の場を作っていくことが効果的な方法だと思う。  現在の青少年の共通認識として「自分の意見を言う」ことや「積極的に参加」することをよく思っていない。
また、青少年の社会参加を拒むような社会の風潮も感じられ、青少年のやる気のなさや意識の問題だけではないと思う。
より青少年の社会参加意識を持たせるには、それを受入れる社会や大人がそれぞれの尺度で考えず、意見を受入れることが大事だと思う。
青少年の柔軟な発想も時には大きな変化をもたらす。青少年も大人や社会への信頼感を抱き、積極的に参加すると考える。
■ 第1回テーマ「仕事について」
私が仕事に求めることは、やりがいである。就職先で必ずしも自分のやりたい仕事ができるとは思っていない。
しかし、やりがいがあるかは、自分がどのように仕事に向き合うか次第でいくらでもなると思う。
そのためには、目標をもって自己の継続的なスキルアップによって、自らのキャリアを形成していく必要があると考える。  私は仕事に求めるのは生きがいだと思う。お金ももちろん大切だが、自分が生きていて「よかった」と思える仕事をしたい。
具体的な職業を決めることよりも自分の気持ちをしっかりもち頑張ることが大切だと思う。
しっかりした自分の考えを持っていれば、きっと自分の生きがいになるような仕事に出会えると思う。  私が仕事に求めることは、収入と安全です。現在の状況を考えると、自分自身の地位や名誉を求めるよりも、将来の結婚、出産、育児、親の介護など、金銭面の余裕がなければ叶わないことが多く横たわっていることに気付く。しかし、収入さえ高額で安定していればよいかといえば、それは違うと思う。
生活の糧を得るための仕事で、人間性や命を犠牲にしてはならないと思う。そのため、法律を再検討し、遵守すること、遵守させることを徹底する必要があると考える。  あえていうのであれば好奇心である。自分の好奇心が強く動かされる仕事をしたいと思っている。
自分がどれだけの仕事・サービスを人に与えることができたかの質・量によって、自分がその対価として受け取れる給料や地位、喜び、尊敬、やりがいなどが決まると考える。
自分の興味のある仕事ができなかった場合は、とにかく与えてもらえる目の前の仕事を一生懸命やることによって自分の幅を広げることが大事だと考える。  仕事をする前は、私は大企業で働くとか給料がいいとかやりがいがあるというこうを求めていましたが、実際に働いてみて、仕事に求めるものはチームワークの良さ、職場の雰囲気、人間関係が一番のような気がする。
やりがいは、どんな仕事でも一生懸命続けていたら生れてくるもので、仕事をする前からやりがいについて気にしすぎないのが大切だと思う。
あとはコミュニケーションがうまくとれるかどうかで職場の雰囲気は変わってくるので、コミュニケーションは大事だと思う。  仕事とは何のためにするのか、私はそのことにずっと悩み続け、未だにわからず、定職に就いていない。
親は生活のためと言う。友人は夢のためと言う。アルバイト先の社長は自らの誇りのためと言う。どれも理解不能だった。
お金も地位も名誉もそんなに欲しくないし興味がない、なにより、大嫌いな他人との係わりを強制され、背負いたくもない義務・責任に精神を蝕まれることに耐えてまで、他人や社会の役に立とうとすることに、面倒くささ・ばからしさを感じてしまう。
一方で、人として生きていくためには仕事に就くことは避けて通れない現実であるも十分認識していて、常に将来に怯えている。
そんな私が仕事に求めるものをしいて言うならば、不安や恐れなく、心穏やかに何十年も居続けられる「居場所」であってくれることである。
■ 第2回テーマ「教育について」
「生きていくために学校ではどのようなことを学ぶ必要があると思うか?」という課題について、次のような意見をいただきました。

< 協調性や道徳、常識などを学ぶこと >
これから大人になって社会に出ていくときに大切なことは「協調性」であり、これを学校にいる間に学ぶ必要があると思う。学校にはいろいろな人がいて、自分の好きな人ばかりではないが、そういう人とも上手くやっていかなくてはいけない。譲るところは譲り、自分の嫌なことや我慢できないことは話し合いをしたらいいと思う。人とうまく付き合うことを学ぶことが必要だと思う。

学校では、社会生活における基本的なルールや一般常識を学ぶことが必要だと思う。マナーや人間関係には、集団生活の中でしか学べないものがある。社会に出ると、自分の力で解決していかなければいけない問題や我慢しなければならないことが必ずある。それを乗り越えるための力を少しずつ養っていくことを、学校で学んでいけたらよいのではないか。

<同様意見82通>  < 生活に密着した実践的な知識を学ぶこと >
社会で生活していく上で必要な、お金や法律のことを学校で学びたかった。一人暮らしを始め、自分で銀行口座や保険、年金を管理しているが、仕組みがわかりにくい。生活に最も必要な仕組みであるにもかかわらず、すべてを理解することができていない。国民が、これらのことについてもっと基礎知識を持てば、詐欺に遭う人も少なくなるなど、生きていく上で本当に役に立つと思う。

<この他にも英会話や経済、メディアリテラシーについてなど、同様意見56通>  < 自ら考える力、主体性を持って行動できる力などを学ぶこと >
自分で考えて意思を持って、行動できる力をもっと学べたらよかったと思う。
それは国語や数学などの勉強でも、課外活動でも、行事でも、学校で行われるすべての活動において学べることだと思う。ただ、先生の言うとおりにする、しないということではなくて、自分の意見をきちんと持って動ける力を持つことで、社会に出てから迷うことがあっても生きていく力が身につくのではないかと思う。

学校では、物事を多角的に捉え、仲間や先生から学び、自分の考えを表現するということを身につける必要があると思う。思考力や表現能力といった新しい課題に取り組んでいくための基礎となる力を身につけたいと思う。

<同様意見39通>  < 学問、現行の教科学習を学ぶこと >
学校では、受験などに必要な科目だけでなく、体育・音楽・美術などの科目全てを学ぶことが必要だと思う。人には、好みや得意・不得意があるが、これらの自分の選好を知ることができるのが教育であると思う。よく「学校の勉強は社会に出て何の役に立つのか?」と言う人がいるが、「勉強は社会に出るためにするべきこと」であり、学ぶことは必ずどこかで繋がっていると考える。自分の選好を知り、将来の夢を描き、自分のために勉強をする。自分の視野を広げる為にも自分の知識を高めるためにも、たくさんのことを学ぶことが必要だと思う。

学校では基本的な学力を身につけていく必要があると思う。学校の学習の中には苦手とする分野もあり勉強したくないものもあったが、大人になって、昔覚えたことが生活と密接に関連していたり、毎日の生活を豊かにしたりしていると感じることが多くある。そのため、幅広い学力を身につけるべきだと思う。

<同様意見35通>  < コミュニケーション能力を学ぶことが必要 >
私が学校で学ぶことの中で一番重要だと思うことは、コミュニケーション能力である。学校では勉強だけではなく、様々な課外活動をすることができ、コミュニケーション能力を養うことに特に適している場所だと思う。勉強することは生きていく中でとても大事なことだとは思うが、それ以上に他人とコミュニケーションを取ることの方が重要であり、それは学校でこそ学ぶ必要があると思う。人生という長い時間を一人で過ごすことは不可能であり、学生時代や社会人になってからも他人と協力しながら生きていく必要がある。

最近、「相手の目を見て話す」「自分の言いたいことを伝える」「人が言っていることを理解する」ことを苦手とする子どもが増えてきているような気がする。こうした能力は短時間で身につくものではないし、大人になるにつれて身につけにくくなるものだと思う。

<同様意見21通>  < キャリア教育 >
私が学びたかったことは、「将来働くための下地作り」である。「働くための準備期間としての教育」とは、具体的に言えば、世の中にどのような職業があるかという初歩的なことから、ディスカッション能力など社会人として求められるスキルの取得までを含む。高校生くらいから自分の適性を知るために、社会でインターンシップ等の経験を積むことも、入社後に自分の適性で悩む若者を減らすことにつながるのではないか。

どんな職業があるのかを知る機会があまりない。高校などでキャリア学習などをしてそれぞれの興味のある種類の仕事を教えた方がいいと思う。そして、したい仕事を見つけたら詳しく学ぶ必要があると思う。

<同様意見18通>
■ 第3回テーマ「コミュニケーションについて」
「あなたは誰とどのようなコミュニケーションをどのくらいの頻度で最もよくとっていますか?(方法は直接の会話? 電話? 電子メール? など。頻度は毎日? 週に数回?月に数回? など)また、その人とほかにどのようなコミュニケーションをとってみたいですか?そのほか、あなたはどういうときにコミュニケーションが大切だと感じますか?」という課題について、次のような意見をいただきました。

< 対面による直接の会話 >
私は、母親とコミュニケーションを一番とっていると思う。ほぼ毎日、学校のこと、友達のこと、自分のこと、多くのことを直接の会話で母親に相談している。家族とコミュニケーションをとることは一番大切なことだと思う。もちろん、メールや電話より直接話すことが、その人の顔色や様子が分かり、一番いい方法ではないか。だから、家族とは直接の会話以外のコミュニケーション方法をあまりとりたくないと思う。
また、家族や友達とはあまりメールでのやりとりはしない。私自身、メールが苦手であり、必要な連絡以外は、直接会話することを心がけている。会話もそこまで得意ではないが、友達とTVのこと、趣味のことなどを話すときはとても楽しい。
メールは相手の状況が分からない。メールを怖く感じるときがある。悲しくても絵文字で嬉しく振舞うこともできるし、嬉しくてもそれが伝わらないときもある。それなら、電話のほうが相手の状況が伝わるような気がする。
コミュニケーションは常にとっていくことが大切だと思う。その時、その瞬間に必要になるものではない。常に取っておくことで、相手の変化に気づくことができるし、自分のことも分かってもらえるのではないか。

友達とはメールでコミュニケーションをとったりするが、メールで会う約束をして実際会ってコミュニケーションをとっている。メールもまあまあ楽しいが、やはり顔をあわせての会話が一番楽しい、と思う。仕事の関係者ではそれぞれ時間が合わなかったりするので、メールでの連絡が多い。仕事やライフワークで新しい付き合いが多いので、なるべくメールのやりとりや会ったりして関わりを大切にしている。会話というのは、その人が発する情報プラス感情なのだと思う。なので、メールだと同じ文でも誤解されやすくなりかねないので、タイミングが合えばなるべく会って会話するほうがよいと思う。また、会って会話をすると予期せぬアドバイスがもらえたりすることが実感としてある。そういう面でも会話の効能があると思う。

<同様意見118通>  < 電話による会話(固定電話、携帯電話、IP電話等) >
私のコミュニケーション手段は、1番が電話、2番目がメールである。やはり、相手の顔が見えないときには電話越しに声で様子を伺うのが良いと思う。もちろん、面と向かって話をするのがベストだとは思うが、どうしても会うことができないときは電話で話をする。また、相手の都合を考慮した場合はメールやFAXなど送りっぱなしの方法も便利かもしれない。ただし、相手の様子が見えない手段なので、注意が必要だと思う。また連絡の頻度は必要最低限にしている。自分の都合と相手の都合を考えれば、無駄な連絡は控えるべきであるが、高校や大学の友達とは長くまめに連絡していきたいと思う。

私はほとんど毎日親友と電話を通じて会話をしている。地元にいる時はすぐに会えたのだが、今はお互いに進学して遠く離れたところに住んでいるためなかなか会う機会がない。本当は直接会って話すのが一番だと思うが、そういうわけにもいかないので、今度はIP電話ソフトを利用してパソコンの画面を通して会話がしたいと思っている。親友とはお互いのことを知りつくしているので顔を見なくても言葉だけで意思疎通することができる。それに対して海外の友達は多少言葉が通じなくても自分の考えを伝えよう、相手の考えを受け取ろうと、コミュニケーションをとることにとても積極的である。国籍は関係なしに、初めて会う人や今まであまり話したことのない人に対して、言葉だけではなく、手振りや身振りなども使って自分のことを少しでも多く知ってもらい、また相手のことも理解しようとする時にこそコミュニケーションは必要になってくると思う。

<同様意見61通>  < インターネット(携帯メール、Eメール、チャット、SNS等)による特定の他者(家族や友人等)とのやりとり >
私がとるコミュニケーションの中で一番多いものはメールによる会話や、SNSサイトでの会話を主とした友達とのコミュニケーションである。家族との会話は食事をとる時が主だが、最近は私が家にいないことが多いので、中高生の時に比べて家族との会話は減ってきている。家族との会話は直接の会話が多いが、最近は携帯電話で連絡をとることも多い。友達との会話は充実していると思うが、家族との会話は少ないと思うので、もっと将来についてなど真剣に話し合いたいと思っている。コミュニーションをとらなければ、相手が何を考えているのか、分からない。円満な人間関係の形成の為にも、コミュニケーションは重要だと思う。

同級生や以前の職場での友人とは、携帯電話のメールで1週間に数回、もしくは数ヶ月に数回のやりとりをしている。そのメールがきっかけでお互いの近況を報告したり、次に会う約束をしているので、今ではなくてはならないツールとなっている。
電話をすることがあまり無くなり寂しくもあるが、メールであれば相手の都合にかかわらず送れるので便利である。気軽に送れるので、疎遠になってしまうのを防いでくれる。疎遠になり縁が切れてしまう前にとるコミュニケーションは大切だと思う。
また、同居している家族(主に母)とも、直接の会話はもちろんだが、ほぼ毎日携帯電話のメールでもコミュニケーションをとっている。(○時に帰える、○○(日常品など)を買っておいて、など。)

<同様意見123通>  < インターネット(携帯メール、Eメール、チャット、SNS等)による不特定多数とのやりとり >
ネットを通じて不特定多数と週何回かコミュニケーションをとっている。顔の知らない相手だが、いろいろと自分の知らないような知識が入ってきたり、深く掘り下げることができるとさらにお互いを知ったような気になり、楽しく感じる。ただ、ネットも現実と同じように、ルールが必要だと思うが、誹謗中傷はもちろん、ダメなルールがハッキリしていないフィールドである。顔の見えない相手だからといって何でも言っていいのはおかしいと思います。ネットでも現実でも一方通行に好き勝手言って相手のことを何とも思わないような人間にはなりたくない。

最近では、近年普及し韓国でも日本でも社会現象になったネットゲームのチャット機能を用いたコミュニケーション、あとはチャットツールを利用してネットゲーム仲間とコミュニケーションをとることが多い。頻度的にはネットゲームに繋ぐとほぼなのでかなりの高頻度になる。その大半は顔も知らない人ばかりなので、一度オフライン、オフ会などで会ってみたいとも思う。いじめ等で身近なコミュニティーから隔離気味にされてしまった経験のある人間からすると、顔も見えない相手でもコミュニケーションがとれるだけで救いになる。しかし年配者の多くはそういった顔を見ずに取るコミュニケーションには否定的である。近年振り込め詐欺等に使われることも多いが、そういった偏見を無くしていく努力をし、そうした人達の拠り所となるものを作っていきたい。

<同様意見16通>  < その他(とってみたいコミュニケーション等) >
この青少年目安箱のように、自分の考えを、それを実行出来る者に聞いてもらう、というコミュニケーションである。一国民の声をないがしろにせず、お互いコミュニケーションをとっていくことで、政府に対して「自分たちの声を聞いてくれている」という実感にもつながると思う。
■ 第4回テーマ「インターネット(電子メールを含む)について」
第3回のご報告でインターネットやメールによりコミュニケーションをとるという多くのご意見をいただきました。それを踏まえて、あなたの考えや体験にもとづく、インターネットやメールの利点と問題点を教えてください。

< 利点:手軽に多くの情報が手に入る >
インターネットの利点は、自分の興味ある事柄をピンポイントで、かつ一括して大量に検索できることだ。検索一覧から主体的に情報を取捨選択し構築し直して、独自の意見を展開することができる。

いまとなってはインターネットは最も一般的な情報源となったと思う。ニュースや動画、写真などインターネット上にないものをあげる方が難しい。各国の大学などもインターネット上で講義が受けられるシステムを設けたりしており、現在の世の中には欠かせない。

<同様意見69通>  < 利点:物理的な距離を超えた交流ができる >
コンピューターでのコミュニケーションについては、利点の方がたくさんあると思う。一つはどんなに離れている人同士でも対話ができることである。それに葉書や封筒よりもスムーズに送れる。もう一つはいつでもコミュニケーションがとれることである。葉書や封筒はなくなったら買いに行かなければならないが、コンピューターではその必要がない。

私はサマースクールに参加し、日本各地に友人がいます。この友人たちと連絡を取るのはメールである。互いの生活スタイルにも影響を与えないで良いし、些細なことでも毎日1通ずつを送りあったりすれば、お互いの状況が分かり、疎遠にはならない。 また、海外に興味があっても様々な事情で留学が出来ないため、私は外国人のメル友を作り、互いに交流を深めている。

<同様意見50通>  < 利点:相手の都合を気にせずにコミュニケーションがとれる >
大学や高校時代の友人と連絡や相談等をする時に携帯電話だけでなく携帯電話のメールでコミュニケーションを取っている。電話や携帯電話だけでは、かける方は良いが受ける方が仕事中などで出れない場合があり、メールの方が読めば良いのでわかり易い。また、それを見て返信も簡単なので便利である。

インターネットやメールの利点は、時間を気にせずに調べたり、相手の都合を考えずに送ることができることだと思う。例えば電話だと、夜遅かったり朝早くだと迷惑だし、勉強しているかと思うと気をつかってしまうが、メールだと気づいた時に見てくれればいいので、気軽にコミュニケーショをとることができる。

<同様意見65通>  < 欠点:言葉のニュアンスが伝わりにくい >
以前友達と喧嘩をした後、「さっきはごめんm(__)m」と送ったら、「ど~せ本当はそう思てないんだろ!」と返されました。このことから、メールは便利で良いがいまいち気持ちが伝わらないんだなと思いました。

私はインターネットやメールでのコミュニケーションをとることは非常に難しいことだと感じている。以前、人から悩みをメールで持ちかけられた際、なんと返答していいのか困ったことがある。直接会って話せば伝わることも、画面上の文章ではなかなか伝わらないニュアンスがある。それ以来、メールで悩み事を打ち明けられても、本人にアポを取り、一緒に食事をしたり、お茶をしながら直接会って話をするようにしている。

<同様意見39通>  < 欠点:コミュニケーションの希薄化、悪質なコミュニケーションなど >
簡単に他人と交流できることは、一見利点に見えるが、それは浅い関係に陥りやすいということでもある。だから悪い言い方かもしれないが、簡単に裏切れ、罪悪感が残らない。顔を知らない人で、交流手段がインターネットのみならば、何をしても不都合になったらボタンを押して削除してしまえる、そのような状況が間々あるのも事実である。

最近チャットをしている。チャットでは、自分の趣味や部活動などについて、相手と共通する部分があればとても楽しいコミュニケーションがとれたりする。しかし、すべての人間が健全なコミュニケーションをとるわけではない。悪意をもった人間は、身元がわからないことから、一方的に誹謗・中傷など暴言を浴びせてくる。これは非常に嫌なことであり、ただただ悲しみをおぼえるばかりである。

<同様意見40通>  < 欠点:有害サイト、ウィルスなど >
情報が大量に漏れ、どれが優れた情報なのか、もしくは、誤ったウソの情報なのかの見分けがつかなくなる、情報の錯綜が起きていると思う。また、特にインターネットでは、ワンクリック詐欺や子どもたちに悪影響を及ぼすサイトなど、とても危険なものであるというレッテルが貼られてしまったことも事実であると思う。

友人の体験談では、PCがウィルスに感染し、様々な人宛にウィルスをばらまくメールが本人の知らぬ間に大量発信されていた。友人は侘びのメールを知り合い全員に送るはめになった。だからといって、セキュリティを強化しても、それをすり抜けるウィルスがインターネット上に常に存在する。一般人がこの問題を解決することはできない。政府が技術を集約して安全なインターネットへのセーフティネットを構築し、供給するべきである。また、健全なコミュニケーションのツールとなるよう法的整備も迅速に行うべきである。

<同様意見32通>  < その他 >
私は、メールでコミュニケーションをとることが多いが、メールでは自分の言葉を見直すことができ、考える時間を自分のペースで確保できるので面と向かって会話をするときより慎重になることができのでメールでのコミュニケーションの方がしやすい。

問題点は、アクセスできる人とできない人、使いこなせる人とこなせない人の格差が大きいこと。簡単に済ませられるので予約や約束を守ろうとする意識が弱いこと。個人情報が流出した場合、被害の範囲がつかみにくいなどセキュリティ面の脆弱さだと思う。
■ 第5回テーマ「社会貢献について」
「不登校、ひきこもり、ニートなどの困難を抱える若い方がいますが、この状況をどのように解決・手助けすべきだと思いますか?」に対して、大きく分けて、
・家族・友人など親しい人からの精神的支援が必要
・カウンセラーや専門的第三者機関による精神的支援が必要
・社会による理解が必要
・就労・就学(復学)支援、社会復帰支援が必要
・予防のための教育(キャリア教育、コミュニケーション教育など)が必要
・家庭、学校、社会のあり方の見直しが必要
・景気対策・雇用増加対策が必要
・本人が変わることが必要
・特に問題ではない
との意見をいただきました。それぞれの意見の主なものは次のとおりです。

< 家族・友人など親しい人からの精神的支援が必要 >
不登校、ひきこもり、ニートなどの問題はその人の内面的な部分にかなり接近しなければ解決できない問題だと思う。まずは例えば、親や親しい友人、先生など、その人の内面的な部分に接近しやすい人が問題解決に積極的にならなければならないと考える。そういう人たちが早い段階で気づいてあげたり、話を聞いてあげたりすることで解決へ一歩近づけるのではないか。またそのことを社会が呼びかけることも重要だと思う。(大学生/女性)

<同様意見16通>  < カウンセラーや専門的第三者機関による精神的支援が必要 >
兄の友人が不登校になった。生徒会長もしていたし、とても優秀だったが、1年でやめてしまった。学校が合わなかった。でも、その後何処に行ったらいいのか、そういう受け皿がない。ひきこもったり、ニートになったり、皆好きでしているわけではないと思う。何らかの理由や原因があるから、そうなった訳で、なってしまった後、どうしたらよいのか、相談する窓口がない。人間だから合う、合わないがあるし、失敗もある。でも、そうなった後、「だったら、こんな道もあるし、方法もあるよ。」と教えてくれる窓口や相談窓口が区役所や市役所など身近にあって欲しい。(中学生/男性)

現在、私は、若者の自立支援に関わる仕事についており、不登校、ひきこもり、ニートなどの困難を抱える方々と日常的に接している。接しているなかで、コミュニケーションをとることが苦手だったり、実際に経験したりする前に悪いイメージを考えすぎて行動できなかったりするという方が多いように感じる。一概には言えないが、人と関わることに抵抗を感じ社会との関わりを避けるような傾向があるように思う。そのため、まずは孤立させないように家族以外の第三者がどのような形でもつながりをもつことが必要だと思う。つながりをもち信頼関係ができれば、一人で考え込むこともなく相談する人ができるので、一人では考えていても行動できないことも後押ししてもらいながら行動する機会が増えるのではないかと思う。また、家から出ることができない人に対しては支援者が訪問して信頼関係を築きながら支援するということが必要だと思う。(正規の職員・従業員/男性)

<同様意見51通>  < 社会による理解が必要 >
不登校、ひきこもり、ニートに必要なのは理解である。それは、彼らに対して批判をしたがる人が一部いるからである。メディアなどで取り上げられるのも極端な例が多く批判を助長する。結果、彼らは自身への自信を失い、何もできなくなる。確かに批判に値するような人もいるかもしれない、そういう人はかえって批判を気にせず、むしろそうではない人ほど痛みを覚えることになる。ただ単に批判しないでほしいということではなく、ステレオタイプのイメージを元に、彼らすべてを批判するのをやめてほしい。しかし、一般的な人生を歩んでいない彼らが自分の人生を理解してもらうためには、常に困難が付きまとう。だから、彼らにとって良くも悪くも、理解者が極めて貴重で重要な存在になる。(無業者(家事を除く)/男性)

<同様意見31通>  < 就労・就学(復学)支援、社会復帰支援が必要 >
私は、困難を抱える若者をサポートするためには、社会全体が若者に関わり・関心を持ち、連携してこの状況に取り組む姿勢が重要であると考える。そして、すべてを決してその両親の責任にしてはならないと思う。一番、悩んでいるのは両親だと考えるし、相談の相手も限られていると思うからだ。不登校の生徒であれば学校や市の教育委員会、ひきこもりであれば地域の住人、ニートであれば近くのジョブカフェやハローワークが、家族と連携してこの状況を解決・手助けすることができると思う。また、困難を抱える状況に陥り苦しんでいるのは本人だと思うので、本人が社会の中に溶け込むように努力する、という意識改革も同時に大事であると思う。(大学生/女性)

このような問題を抱えている方は、いじめなど集団から受け入れられていないケースが多いと思う。学校や職場など、本来自分がいなければならない場所に居場所がないために、自宅等にひきこもってしまうのであれば、まずは新たな場所を提供してはどうか。そこで心のケアやコミュニケーションのとり方を学び、徐々に社会に復帰できればと思う。また、本来の場所でいじめなどの問題が起こらないように、環境を改善していかなくてはこの問題はいつまでたっても解決しない。社会の輪に入っていけず、様々な事を学べないままひきこもっていては、将来困るのは自分自身だ。その危機感を持たせること、そしてそれをばねにして強くなることも大切だと思う。(派遣社員・契約社員/女性)

<同様意見45通>  < 予防のための教育(キャリア教育、コミュニケーション教育など)が必要 >
一度殻にこもってしまうと、外に出るのは難しい。こうした状況を「どのように未然に防ぐか」がポイントになると思う。例えば、誰でも子どもの頃に一度は「早く大人になりたい」と考えたことがあるだろう。そういった時期に、大人になることや社会に参画することの魅力を伝える教育をもっと盛り込んでみてはどうだろうか。(大学生/女性)

<同様意見30通>  < 家庭、学校、社会のあり方の見直しが必要 >
親が、子離れ出来ておらず、いつまでも、子ども扱いをするのではなく、ひとりの大人として、成長を大切にするべき。お金に困っても、助けないときも必要。不登校については、学校に行かなければならないと考えるだけでなく、学校以外でも学べる場所をもっと作るべきだと思う。(パート・アルバイト/女性)

<同様意見38通>  < 景気対策・雇用増加対策が必要 >
雇用の情勢が不安定なので、まずは働く機会を提供することが大事だと思う。不登校やひきこもりの問題を解決するためには、どのような形でもよいので、社会との接点を持つようにすべきだと思う。その意味では、労働して自分の生活費を自分で賄うようにすることは、達成感にもつながるので、よいことだと思う。このため、若者の雇用を促すような政策が必要だと考える。(大学生/男性)

<同様意見7通>  < 本人が変わることが必要 >
不登校、ひきこもり、ニートなどの人はあまり世話しすぎてもいけないのではないかと思う。食事や身の回りの世話などをしてあげると、それで不自由なく暮らせるので、自立が出来なくなってしまう危険があると思う。家族は過保護にならないようしないといけないと思う。子どもはともかく、大人は自分で生活する、自立しなければならないということに気づかせてあげることが必要であるが、心が折れそうにもなると思うので、精神的な援助はとても大事だと思う。気持ちの上ではいろいろ聞いてあげるけど、生活は自分でという形でとりあえず家事手伝いからでも自分で仕事をすべきだと思う。(高校生/女性)

<同様意見19通>  < 特に問題ではない >
解決しなくてもいいと思う。これらの状況に陥るような人は、比較的恵まれた家庭に育った人だと思う。別に仕事に行かずとも生活できるなら、それはそれでかまわないと思う。しかしもし生活に困窮すれば、働かざるをえなくなり、また今までの自分を後悔すると思う。ひきこもりやニートは先進国ならではの社会問題であると思うが、他と比べたら大した社会問題ではないと思う。(大学生/男性)

<同様意見5通>
■ 第6回テーマ「家族について」
「家族(結婚、子育てなどを含めて)の状況が変わってきていますが、これについて、あなたはどう思いますか?(家族と同居、別居しているなど、あなた自身の経験を踏まえてお答えください)」に対して、大きく分けて、
・家族の形態の変化に肯定的である
・家族の形態の変化に否定的である
・家族の状況にかかわらず家族は大事である
・経済、法制度、地域などが家族に影響している
などの意見をいただきました。それぞれの意見の主なものは次のとおりです。

< 家族の形態の変化に肯定的である >
日本では、女性は結婚して家庭に入って、子育てをするといった考え方が主流であったが、今は、結婚しない女性や、シングルマザー、夫婦別姓など、女性のいろいろな生き方が認められるようになってきてよかったと思う。私の家族は、父が働き、母が専業主婦という普通の家庭である。私の家はこれでうまくいっているが、私は将来、仕事を持ち、ずっと働き続けていきたいと考えている。いろいろな家族の形を認められる日本であって欲しいと思う。(中学生/女性)

社会の大多数の意見にとらわれず、自分の価値観や信念に従って、家族を含めた自分の生き方を選択できる雰囲気が社会に出来ているのはとても喜ばしいことだと思う。私自身、近いうちに結婚したいと思っているが、子どもを持つのはまだまだ先でよいと考えているし、むしろ生まなくてもよいのではないかとすら感じている。子どもを持つ、持たないと選択できる立場にいられるのは恵まれていると思うが、子どもを持つことにあまり魅力を感じられない社会というのは問題ではないかとも思う。親、特に母親に優しい社会だったらよいのにと感じることがとても多い。家族は人間を育てる第一の教育の場なので、それをもっと尊重する価値観をみんなで持ちたい。(正規の職員・従業員/女性)

<同様意見43通>  < 家族の形態の変化に否定的である >
現在、私は家族と同居している。私の家族は、食事のとき、いつも全員が集まっている。もちろん、それぞれの家庭事情によって違うとは思うが、食事の時に、家族がそろわない家庭が多いということが気になっている。家族のコミュニケーションも減るし、あまりにもさびしすぎると思う。食事のときぐらい時間を割いて家族と話をしてもらいたいと思う。また、全体的に家族単位の活動が減り、個人単位の活動が増加しているように思う。家族がしっかりしなければ子どもがどうなるのかが心配である。(中学生/男性)

現在は結婚していなくて、家族と同居している。結婚したら家を出るのが当たり前と思ってしまうが、家族との同居は考えてみたほうがいいと思っている。夫婦とも、働きに出る家族が多い中で、子育ては助けがないと難しいと思う。また、親の老後のことを考えても、みんなで助け合って生きていくことで、生きる知恵が得られるのではないかと思う。家族間の交流が希薄になりがちな現代で、家族との同居は見直すべきところがたくさんあると思う。祖父母は家の隣に住んでいたので、同居まではいかなくても、いつも身近な存在だった。父母が教えてくれないことを教わり、助けてもらったり、親とは違った暖かさがあった。核家族化が進んだ今だからこそ、大家族を見直してもよいのではないかと思う。(派遣社員・契約社員/女性)

<同様意見57通>  < 家族の状況にかかわらず家族は大事である >
昔も今も家族関係を重視する人はいるし、しない人もいる。だから、世間の流れと自分の家族は関係ない。自分の家は自分と両親と祖父という形だが、特段、親の愛を感じないこともないし普通に暮らしている。世間の家族の状況が変わっても、自分たちがしっかりしていれば、将来家族を持ったときでも大丈夫だと思う。(専門学校などその他の学校の学生/男性)

現在、私は一人暮らしをしている。実家で暮らしていた頃は、家族について特に考えたことはなかった。しかし、自立して自分の力で生きていくようになってから、家族について考えることがしばしばある。というのも、一人暮らしをして身の回りのことを全て自分でするようになり、初めて、親が自分にしてくれていたことのありがたみがわかったからだ。今では昔以上に家族に対する感謝の気持ちや愛情が大きくなった。現代社会では価値観の多様化が進み、既婚率が下がっているが、私としてはやはり結婚はした方がよいと思う。損得勘定なしで、助け合えるのは家族だけであるし、身寄りのないことは不幸なことだと思う。人は一人では生きていけない。どこかに属している安心感を与えてくれているのは家族であると思う。(正規の職員・従業員/男性)

<同様意見32通>  < 経済、法制度、地域などが家族に影響している >
近年、女性の結婚時期が遅くなっていたり、独身の方が増えているように感じる。昔は、女性は早めに結婚して家庭に入るというのが一般的だったが今は変わってきたと思う。結婚時期が遅かったり、独身でいるのは「仕事をしたい、働いていたい」と願う女性が働き続ける環境が整っていないという問題があるかもしれない。結婚して妊娠すると、退職せざるを得ないケースもあると聞く。私は、結婚しても、ずっと働き続けたいので、働きたい人が働ける環境がもう少し整っていたらいいのにと思う。少子化の問題もあるので、結婚しても仕事を続けられる環境を整えないと、どんどん晩婚化や生涯独身が増えていくと思う。(高校生/女性)

家族の状況が変わってきているのは、時代の流れでもあり、仕方のないことだと思う。私自身も、地元ではやりたい仕事が見つからず、実家を離れて生活している。結婚して、子育てとなると、母親1人だけでは、抱えきれないことが多くあると思う。そのため、虐待や育児放棄などが起こっているのは、仕方のないことのような気がする。地域の母親の先輩となるような方の支援や、仕事を持つ母親向けに子どもを預かる施設を増やすことなどが必要だと思う。数時間だけでも託児してくれる施設なども有効だと思う。家族の形が変化するのは、仕方ないが、それに対応しながら、血縁だけでない家族をつくりあげていくことが、大事だと思う。(派遣社員・契約社員/女性)

<同様意見36通>  < その他 >
私は学生で自宅から大学に通っている。友達にも結婚している人はいないので、私自身、「家族の状況が変わっている」と言われても一切実感がないというのが正直なところである。私は長男なので両親の面倒を見なくてはならないこと、墓を守ることなどを漠然と考えている。逆に自分の帰ってくるところがないとさびしい気もする。(大学生/男性)

核家族化が進み、家族内の交流の在り方も変化し、また、家族間同士の交流(例えば近所付き合い)なども減っているような気がする。昔は、近所のおじさん、おばさんから、叱られたり、別の家庭に一時的に預けられたりというようなことがあったが、今はそのようなことはなくなっている。地域で、近所同士で、子どもを育てていくという考え方はもはやなくなっているのではないかと思う。少なくとも、私は近所の人との関係や、近所の子ども同士の関係から、いろいろ学ぶことが多かったような気がする。親子だけで、家族関係が閉じていて、他の人が入り込まないような状況は、子どもの社会性にも影響を及ぼしているのではないかと思う。私は、現在の家族の問題は、家族間の問題でもあると思う。(正規の職員・従業員/男性)
■ 第7回テーマ「国際問題について」
「環境問題、食料問題、資源エネルギー問題、貧困問題など、日本だけでは解決できない世界的な問題がありますが、ご自分の経験や様々な諸外国の実情を知った中で、あなたはどうすべきか、あなたにできることはあると思いますか?」に対して、大きく分けて、
・問題をよく知る・伝える、問題意識を持ってよく考えること
・日常生活で自分にできることをすること
・世界各国による協力体制、国を超えた枠組み・交流を築くこと
・国際協力を行っている団体・活動に参加・協力すること
・日本(自分自身)の先進技術・知識の提供、経済的援助をすること
・自分にできることはない・わからない
・企業の在り方を変える、企業による社会的責任を追及すること
などの意見をいただきました。それぞれの意見の主なものは次のとおりです。

< 問題をよく知る・伝える、問題意識を持ってよく考えること >
課題にあげられた世界的な問題は、正直、学生の私に何ができるかと考えたときに、何もできることはないのではないかとネガティブになりがちである。私個人ができることといえば、自分の知った事実、実情を知り続けようとすること、家族や友達など身近な人に伝えること、これくらいしか思い浮かばないけれども、小石が生む波紋が足下の海岸から世界中の海にも広がると信じるなら、一人一人がちょっと前進することにも大きな意味があると思う。思いやりをもって、ミエナイ相手にも思いを馳せられる人でありたいと思う。(大学生/女性)

どんな問題があり、どれ程の危機にさらされているのか、まずは現状を知ることだと思う。その原因や範囲などを把握した上で、日本がどのような立場になっているかを知ることが大切だと思うが、国際問題だと、個人では到底力が及ばないことが多い。そのため、国際問題はあくまでニュースの中の出来事であり、自分には関係がないと無関心になってしまう人が多いと思う。そのような意識を変え、世界に目を向け、自分だけではなく周りの多くの人々にも関心を持ってもらうこと、そうしていくことで、少しずつでも解決につながっていくのではないかと思う。(派遣社員・契約社員/女性)

<同様意見58通>  < 日常生活で自分にできることをすること >
ニュースでいろいろな問題が起きていることを毎日のように聞く。学校の授業でも、環境問題や貧困問題のことをテーマにいろいろなことを話し合ったりしている。私たちのようなまだ子どもがこういう問題についてできることは少ないけれども、自分のできる範囲で取り組むことが大切だと思う。今、私がやっていることは、今まで余分にもらっていたコンビニの袋やたくさんの包装を断ること、食べきれないようなお菓子やパンなどを買いすぎないこと、ゴミをきちんと処分することなどである。小さいことでも続けていくことで何かがきっと変わるような気がする。(中学生/女性)

これらの問題は毎日のようにニュースや新聞などで見かけ、喫緊の課題であると思っているが、本音を言えば、なかなか“実感”としては感じることがない。“実感”として感じることが難しくても、自分にもできることはあると思う。様々なところで言われている資源の節約などは生活を見直せばすぐにでも実行できるし、食料もロスを少なくするような調理法などを心掛けることは可能である。一つ一つの行いは小さな事かもしれないが、日本全国の人たちと世界各地の人たち、それぞれがこれらの問題について考え行動することで、少しずつ世の中は変化していけるのではないかと思う。(正規の職員・従業員/女性)

<同様意見52通>  < 世界各国による協力体制、国を超えた枠組み・交流を築くこと >
今、世界にはたくさんの問題が山積している。その中でも地球温暖化問題は深刻であると思う。気候変動枠組条約第15回条約国会議(COP15)では、先進国と途上国の間で削減義務などをめぐって激しい論争が繰り広げられていた。私はそのニュースを見て、議論することの大切さを感じた。いろいろな意見がある中で、どれがベストなのか、あるいは実行できる案の中で一番ベターなのはどれなのか、議論しないとわからないことがたくさんある。日本も他の国々との議論を積極的に行い、諸問題の解決の鍵を見つけなければならない。また、個人としても、そのような問題が世界にあることを知る必要があると思う。(高校生/男性)

私は短期間ですが、アメリカでの留学経験があり、そこで海外の方とどうつきあっていくべきかということを、その経験から考えた。まず、大事なことは日本人として主張をしっかりしていくことだと思う。文化が違うと話し合いの論点も合致しないことが多いが、しっかりと主張することで、自分が何者なのかを相手に理解してもらうことが大事だと思う。これは、どんな問題でも国際的な議論をする上で、必要なことだと思う。(正規の職員・従業員/女性)

<同様意見31通>  < 国際協力を行っている団体・活動に参加・協力すること >
僕は、寄付などに積極的に取り組むことが大事だと思う。僕の学校では、海外に鍵盤ハーモニカを送ったり、書き損じはがきやペットボトルのキャップを集めたりしていた。こうした活動が、全国に広がっていけば、日本はさらに海外から尊敬の目で見られると思う。今後、ODAなど海外へ支援することが増えていくと、日本国民として大変誇りに思う。(中学生/男性)

<同様意見22通>  < 日本(自分自身)の先進技術・知識の提供、経済的援助をすること >
世界の様々な国と日本は関係を持っている。これから先もさらに国際協力が必要になると思うが、国際的な問題において、日本人は特に無知無関心だと思う。私を含む若い世代の人は富裕国日本で育っているため、世界の裏で人々がどのような生活をしていようと、つながりを見いだせない部分があると思う。私もイギリスに行って、いろいろな国の人々と関わる中で、自分がどれだけ恵まれた環境の中で生活しているかを改めて実感した。大金を募金しても、大声で世界平和を叫んでも、実際の状況を一度に変えることは不可能だと思うが、日本の世界の中でも卓越した技術を使い、ワクチンの制作をしたり、医療技術を広めたりといった日本だからこそできる貢献を推奨していく必要があると思う。一人一人にできることはとても小さいものだが、それが集まることによって達成できるものは大きいと思う。文学が好きなら教育支援で貢献、理科が得意なら医療技術の発展など、できることはそれぞれ違うと思うが、それぞれが同じように必要である。解決には協力が必要だという根本的な姿勢をつくりあげていくべきだと思う。(高校生/女性)

<同様意見12通>  < 自分にできることはない・わからない >
世界的規模の問題に対して、僕個人ができることはあるのだろうかと常々思う。正直なところ、自分一人が何かしたからっといって、それが目に見えて現れることはまずないだろう。環境問題にしても、エコ製品は、値が張るものが多く、家計を犠牲にしてまで取り組みたくない。こういう意識を変えられるような、何か奇抜なアイディアが必要とされているのではないか。(大学生/男性)

<同様意見8通>  < 企業の在り方を変える、企業による社会的責任を追求すること >
各国政府の代表レベルのみならず、ビジネスにおいて世界的な問題を解決する企業を育成する仕組みを整えることがひとつあげられるのではないかと考える。働くものとして、常にビジネスにおける地球への影響を考えることが必要である。難しいことだが、多くの企業がそのような意識を持つことで、個人の消費活動にも波及するのではないかと考える。(大学生/女性)

<同様意見5通>  < その他 >
常に将来を見据えて生きていれば、今するべきこと、今できることが沢山あると思う。私は、社会の問題点が見えれば、自治体や国への署名活動、意見メールなどを積極的にしている。サービスや商品を選ぶ際には投票のつもりで長期的に見ても省エネになるか、本当に必要か、自国の農業を育てるか、環境を汚染しないか、途上国からの搾取にならないかなど、多面的に考えて選んでいる。省エネの工夫、ゴミの削減、毎月のユニセフの募金など、個人ですぐにできることは、今のライフスタイルでできるだけのことをしていると思う。子育て中なので、子どもにも、そうして考えて生きる習慣を身につけさせることが大事だと感じている。(家事に従事/女性)
■ 第8回テーマ「理想とする社会について」
「これまで教育や仕事、コミュニケーション、困難を抱える若者の問題、家族、国際問題についてご報告いただきましたが、それらも踏まえて、どんな社会があなたの理想とする社会ですか? そのために、国は何をすべきだと思いますか? また、あなたは何ができると思いますか?」に対して、大きく分けて、
・絆や思いやりを持って助け合い、争いのない平和な社会
・すべての人が健康で文化的な生活ができる社会
・精神的に充足し、希望を持てる社会
・政府・国民が進んで問題解決に努める社会
・機会が平等に与えられ、格差のない社会
・多様な価値観・存在が共生している社会
・経済活動が活発で豊かな社会
などの意見をいただきました。それぞれの意見の主なものは次のとおりです。

< 絆や思いやりを持って助け合い、争いのない平和な社会 >
みんなで協力する社会が必要だと思う。やはり無関心ということが政治やコミュニケーション、貧困、国際問題など様々なことに共通する問題だと思う。みんなが自分だけよければいいという考えを捨てて、いろいろなことに関心を持たなければならない。そのために、国は積極的に人々が出会える場やコミュニケーションできる場をつくり、人々が無関心になることを避けなければならないと思う。色々なことを知ること、知識をつけることが無関心から抜け出す第一歩であると思うし、それは大事なことだと思う。(大学生/女性)

みんながお互いに助け合い、支えあえる社会が理想であると思う。国も人も完璧ではないので、足りないところを補い合う努力を常にしていく取り組みを行っていくことがよいと思う。大きなことをしようとするのでなく、例えば、私は電車内でご年配の方に気づいたら席をゆずる、自分が得意なことがあればそれを社会に役立てるなど、思いやりをもって家族や人に接したいと思う。国は自国をまず大切にしながら、困っている国があればできる範囲で援助したり、協力する姿勢が必要だと思う。お金ではなく、もっと人を大切にした交流を進めることがよい関係をつくるのではないかと思う。(派遣社員・契約社員/女性)

<同様意見32通>  < すべての人が健康で文化的な生活ができる社会 >
僕が思う理想の社会は、みんなが最低限の生活を営めて屋根の下で幸せに暮らせることだと思う。僕がこうしている間にもホームレスの人たちは寒い外で生活している。職を失った人たちは今も悲しんでいる。僕が政治家なら憲法に則り家がない人には家を職がない人には職を与えられる政策を掲げたい。(中学生/男性)

理想の社会とは誰もが安心して暮らせる社会だと思っている。しかし、今の日本は安心して暮らせない社会になりつつあるように見えてしまう。今の日本は不況とはいえ、身の周りに物が豊かに溢れ、食べ物に困ることもない。それなのに、毎年の自殺者が3万人を超えている。これは異常だと思う。国はどうしてこのような事態になったのかをきちんと分析して対策をして欲しい。ただ単に貧困格差が広がったという理由だけではないはずだ。もう一つは国には初等教育の高度化をやって欲しい。国を支えるのは人であり、その人をつく」る基礎教育だけは絶対に手を抜いてはいけないと思う。最近は日本人のモラルが崩れてきていると言われている。これ以上倫理観が欠けた人間が増えて社会が安定するはずがないと思う。

<同様意見29通>  < 精神的に充足し、希望を持てる社会 >
私の理想とする社会は“安心”が常にあることである。不安があっては心の休まることがない。争い事があると、人々の心はギスギスしてしまう。自分がどんなに不安になっても安心できる場所があるというのは大きな支えになると思う。国は国民一人一人が安心して毎日過ごせるように、税金を使ってもらいたい。最後に、私に出来ることは、家族の安心のために、毎日育児に家事に精を出すことだと思う。(家事に従事/女性)

私が理想とする社会は、「生きていてよかった」と思える社会である。いろいろな問題があり、生きづらい世の中ではあるが、今、この時代にいる自分は、この社会に必要だと思えることがあれば、問題も解決に向かうのではないかと思う。国がすることは、現状を把握し、それを社会に発信したり、機会をつくったりすることだと思う。具体的には、何に生きがいを感じているかを調査したり、どうすれば、明るい未来を描けるような楽しみの持てる人生をおくれるのかを考え、そのモデルのようなものを発信したりすることだと思う。また、私自身ができることは、目の前にいる人を大事にしたり、ボランティアなどで指導する子どもたちに、世界の広さや、可能性を伝えたりすることである。目の前の環境を変える、人生の楽しみを増やすことで、少しでも希望のある人生を選択できるように、自分自身も努力していきたいと思う。(派遣社員・契約社員/女性)

<同様意見23通>  < 政府・国民が進んで問題解決に努める社会 >
私は、国民の一人一人がお互いを高めあえる社会にできたらいいと思う。いろいろな問題について、今まで考えてきて、他の人の意見も見て、なるほどと思ったこともあった。自分の意見だけではなく、他の人の意見を聞くことで、もっといい意見があったり、やらなければならないことが見えてきた気がする。そのため、もっと交流の場を増やすべきだと思う。問題は一人では解決できないし、1つの意見だけではどうにもならないこともある。話し合いをして、お互いを高めあい、協力することが大事だと思う。私に今できることは、小さな問題からでもコミュニケーションをとって、話し合いをして行動に移すことだと思う。(高校生/女性)

一人一人が国のことを考え、よりよい国にするために動くという社会が理想である。様々なテーマについて考えてきたが、広い分野で日本の現状を考えることがなかった。日本は今どうなっているのか、どうあるべきなのかなど、自分が生活する日本のことを何も考えなくても困らないのが今の日本である。何も考えようとも、知ろうともしないのに、現状に不満を漏らすばかりの社会は寂しいだけだと思う。いつまでも何も知らないままでは済まないと思う。理想の社会のために、国が積極的に何かするものではなく、むしろ、私自身も含め、一人一人が現状を正確に見据え、国のために何をすべきか考えていくべきだと思う。その先の行動が、理想の社会のために国がすべきことを指し示していくものであってほしいと考えている。(正規の職員・従業員/女性)

<同様意見20通>  < 機会が平等に与えられ、格差のない社会 >
私が考える理想とする社会は「不平等」を生まない社会である。人が生きていく上で、日本に限らず、世界で、住む所や人種など見た目や中身の違いなどで差別し不平等を生んではならないと考える。平等な社会をつくるために国がしなければならないことは、一人一人が違うことを認識し、すべての人に均等に機会を提供することである。教育の機会・就業の機会・男女の格差をなくすなど、様々なことが政府レベルでできると思う。また、私が個人としてできることは困っている人を見つけたときに助けることである。高齢者や子ども、私の友人でも誰かが助けを必要としているときに、少しでも助けになることができればと思う。すべての人が満足し、幸せな理想の社会を作ることは大変難しく、ほとんど不可能であると思うが、少しでも「不平等」のない社会を作ることは可能であると考えている。(大学生/女性)

<同様意見13通>  < 多用な価値観・存在が共生している社会 >
極端にいえば、みんながみんな、他の人と違った存在にならないように気を付けているのではないかと思うときがある。確かに、社会の中では、ある程度の協調性が求められる。しかし、違うことは本当に悪いことなのだろうか。本当に自由だというなら、もっと多様なあり方が受け入れられてもいいのではないかと思う。結婚や家族のあり方しかり、日本人には異文化や他者を認めるという部分の努力が足りないと思う。私は、もっと自分とは異なるものも理解していきたいし、そうすることでより自分の内面をよいものにしていけると思う。そのために、ただ自分の価値観を押し付けるのではなく、異なるものの本当の姿を理解しようとする姿勢や受け入れる心を持ちたい。これは私だけではなく、国家にも個人にも共通して必要な努力だと思う。(大学生/女性)

<同様意見10通>  < 経済活動が活発で豊かな社会 >
まずは景気の回復だと思う。回復できれば、自動的に職への不安を解消してくれ、経済的に豊かになれば、いろいろな不安もなくなるのではないかと思う。次に、少子高齢化の問題だと思う。今回の子ども手当てや高校無償化はこの不安を改善してくれるかもと期待しているが、年金や国債の方向性なども改めてもらいたい。不安のない社会の実現は不可能かも知れないが、少しでもなくなることが理想だと考えている。(中学生/男性)

<同様意見9通>  < その他 >
私は、子どもの成長や教育に対して熱心な社会が理想であると考える。子どもたちが興味を持って学び、成長することができるような社会、そのためにはたくさんの人間が子どもたちに関わっていく必要があると思う。活動に参加することが出来る子ども、幼い頃から勉強する習慣を付け、たくさんの知識を身につけている子どももいる。しかし、その反面、地域の中での関係が希薄で、近所の人と関わることが少ないように思う。その上、両親の仕事や転勤などで、自分自身の故郷を持たない子どもも多い。帰属意識がないというのは、深刻なことであると思う。身に付けた知識や技術、それを発揮する場がないという状況にあるのではないだろうか。これに対して、我々が出来ることは地域活動に参加し、活性化することである。また、そういった行動に対して自治体などが奨励していくような制度も必要だと考える。(パート・アルバイト/女性)  その他、たくさんのご意見をいただきました。
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